DXで2024年問題に対応/配送ルート効率化、CO2削減も
セゲル(福岡市東区)/朴用皙(パク・ヨンソク)社長
物流マッチングのウェブシステム「オールハイソー」を、この秋にリリースした。荷主と運送会社をつなげてビジネス機会を増やしたり、トラックの徹底した動態管理で配送ルートの効率化を図ったりできるといい、「直接取引で運賃収入の向上が見込めるし、配送コストの削減はCO2削減にも寄与します」と話す。
トラック運転手の残業規制強化に伴い、深刻な人手不足が懸念される物流の「2024年問題」が目前に迫る。対応するには、作業の「デジタルトランスフォーメーション(DX)」化が急務だが、導入にはそれなりの費用がかかるため大手事業者以外は進んでいないのが実情だ。「今回のシステムは安価で手軽に利用できる。多くの中小事業者に導入してもらいたい」
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