【福岡】セゲル(朴用晳社長、福岡市博多区)は、物流テクノロジーの事業として、短時間に効率的で最適な台数やルートを分析・提案するトラック輸送ソリューション「ロードネットシステム(RTS)」を提供している。全世界で3400社以上に物流配送をサポートしている、同ソリューションの特徴は、物流拠点情報に加え、輸送製品の量や形体、納品指定時間、道路情報などをシステムに読みこませることで、「その日の物量に対して何トン車・何台で、どの経路で運ぶのが最も効率的か」といった日次配車計画から、「ある拠点の最適なトラックの配備台数と配送テリトリー」といった中長期的戦略立案までも手助けしてくれる。
スマートフォンとの連携機能は類似ツールにひけをとらないほど充実しており、GPS機能により、リアルタイムで状況の確認もできる。たとえば、ルート配送でトラブルが発生した場合、近くを配送するトラックを遠隔で探し出し、他のトラックと配送先をチェンジしたりなどのオペレーションも可能になる。
もちろん、スマートフォンから送り出す納品実績時間を統計処理して計画立案の精度向上につなげたり、指定時間の順守率を可視化したり、CO2排出量の計算をするなどの管理もできる。
しかし、これだけの精密なシステムを備えたソリューションは、導入コストも安くはない。そこで同社では近時、このソリューションのリースをスタートさせる検討を進めている。「月割りのリース料金であれば、保有車両数が数十台の事業者でも導入可能な額」と朴社長。現在、日本ではまだ大手企業しか導入していないが、リース契約が本格スタートとなれば中小・零細企業でもハードルは低くなる。まさに人手に余裕のない事業者ほど、何か突発的な問題が起きた際、コンピューター分析によるルート変更や配送システムの変更がスピーディかつ確実にでき、荷主の信用を勝ち取り、他社との差別化がPRできる強い武器となりそうだ。
物流産業新聞社2017.02.13
物流DXセゲル
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